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初恋の人

第10章 ごめん


「俺も」

遙は二人を見てまた微笑んだ

「真琴‥初恋は誰なんだっけ?」

「言わないとダメみたいだね‥里奈ちゃんだよ」

「真琴くん!?」

里奈は驚きを隠せなかった

「告白は卒業式にしようかなって思ってたんだけど‥ごめん」

「マコちゃん」

「僕達は部屋に戻りましょう」

二人は部屋にもどっていった

「今さらごめん‥でももしまだ俺の事好きなら付き合ってほしい」

「もちろんだよ!」

里奈は笑顔で答えた

「良かったな‥」

「ハルは俺が里奈ちゃん好きな事知ってたの?」

「あぁ中学の時話していたのは真琴‥お前だろ」

「そうだっけ?」

真琴は覚えていないようだった

「まさか両思いとはな‥」
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