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*輝き*智

第1章 ◇*1*◇


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一度だけチラっとこっちを見たちゃんは


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「いい」


って言って口を尖らせた


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智「(笑)なぁんだよ」


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あ~あって大きいため息をついて


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「あたしも東京に住みたいな」


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智「やめときなここがいいよ、うん、キレイだし海あるし」


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「…」


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それっきり黙りこんでしまった


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なんだ?


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俺なんか悪いこと言ったか?


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でもすぐにそんな事も忘れて釣りに集中してた


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そろそろ終わりかなって思ってたら


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「さとし!でっかい!重っ!無理!早く!」


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何でか単語で喋ってるちゃんの竿がしなってた


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智「(笑)」


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後ろから竿を持って


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一緒に引き上げる


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すげぇ力で引っ張られるそれは


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確実に大物で


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格闘すること数十分


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