第7章 ☆裕真からの願い☆
孝輝「レギュラーメンバーの中で、誰を侑吾に近づけるか...。そこが難点だ。」
裕真「そうですね...GPSを付けてても壊さなくてかつ逃げないよ────」
孝輝「裕真、いつまで疑ってんだ。子供たちの監視役とはいえ、心配症すぎる。」
裕真「...すみません。」
孝輝「とりあえず考えてるのは、洸太朗だ。」
裕真「...なぜ洸太朗くんを?」
孝輝「もともとあいつ、猫飼ってたしな。」
裕真「や、やはり、リナを使うのですか?」
孝輝「そうしか方法がない。強行突破はこれから戦力にもなるやつに怪我を負わせる。」
裕真「わかりました。洸太朗くんにリナを時々近づけ、なつかせるように指示しておきます。」
孝輝「頼んだ。」