第2章 来る、東京合宿
【二日目】
この日は音駒との練習試合だ。
烏野side
烏「GW合宿では三試合やってすべて負けた。今日こそは勝つぞ。とにかく、繋げ。レシーブをしっかりしろよ。」
全「はい!」
澤「いくぞ!」
全-澤「おう!」
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猫駒side
黒「俺達は血液だ。滞りなく流れろ。酸素を回せ。“脳”が正常に働くために───。いくぞ。」
全-黒「おう。」
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試合は5セットマッチで3回。最大15セットやる。間の休憩は10分だ。
両校とも繋いで、繋いで、打つ。
音駒は安定のしなやかさ、烏野は不安定でも力強い。
結果は、①3-1②3-2③3-2
音駒が三試合とも勝った。
日「もう一回っっ!!!」
全-日「もうねぇよ!」
澤「ほら、片付けて。飯の時間になるぞ。18時からだからあと30分。」
黒「ぶっひゃひゃひゃ。お宅のちびちゃんは相変わらず体力底無しだねぇ。」
この後は、20時までにご飯を食べ、風呂なり自主練なりの自由時間になる。
各自別れて思い思いに過ごして、合宿二日目は終わった。