第9章 猫対烏 ゴミ捨て場の決戦
烏野も音駒も自分達が持っている技術をすべて使って戦った。
14対13 音駒マッチポイント
-菅原side-
烏養さんに言われてギリギリで入った。あと一点。あと一点で負ける。どうする?どのプレーで誰を使おう。
...シンクロでいこう。
ピー
飛んできたサーブを大地があげる。それを西谷が俺にあげた。
俺が打ったスパイクは、相手のブロックの間を通って相手コートに落ちた。
「「「ナイスキー!スガ。」」」
デュース。あと二点。
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-刹那side-
どうしよう。イヤだ。負けてほしくない。
!スガ先輩!!...頑張れ。
ラリーが続いている。なかなかボールは落ちない。烏野は『同時位置差攻撃』で攻めた。。
スパイカーは...スガ先輩だ!
「...きめてぇええ!!」
私は気がついたら叫んでいて、先輩のスパイクは今までで一番強かった。