青葉城西の学年1モテる女子は男子バレー部のマネージャー?!
第9章 カップル
どうしましょう!あたしの中では自分が怒ってる設定だから。いや、あたしだけジャなくても怒ってるんか!
「あー!頭こんがらって来たー!!」
国「まず謝れば?」
うっ。国見に嫌な所をつかれた。
「やだよ!一応怒ってんだから!」
国「一応って...。あ。金田一が謝ってんじゃん」
国見の視線の先を見ると勇太郎が先輩達に謝っていた。
「うぅ(泣)マイダーリン!」
国「うえっー」
本当に性格変わった!!酷い!
「ごめんよー勇太郎!」
あたしは勇太郎に駆け寄った。すると先輩達と目があった。
はじめ先輩が頭を抑えてることからはじめ先輩にあたったんだろう。
「す、すいません...。あたしです」
恐る恐る口を開くと先輩達が
及「昨日はごめんねぇー!!及川さんのこと嫌いにならないでぇー(泣)」
花「悪かった」
松「ごめんな」
岩「すまねぇ」
4人そろって頭を下げてきた。
「なんかあたしが悪いみたい。」
国「そうでしょ。怒らなければ何もなかったんだから」
クソ!!本当に変わった!!優しかった頃の英はどこに行ったの?!
「うーん。許してあげなくもないです。」
国「上からだな。」
うざい!!あたしは英の頭を殴っといた。
「許すんであたしかボール当てたのも許してください。すいませんでした」
あたしも頭を下げた。ぶつけたことは本当だからね。