第4章 厄介なヤツは意外とご近所だったりする!
とてとてとて…
「…って…、何処までついてくンだよ!!?」
もう夕暮れの時間になっても一方通行の後をついてくルナ
『だって、カッコいい兄さんの名前聞いてないんですもの…』
「誰が教えてやるか! …いや、教えてやる」
『どっちですか!!? …いや、本当ですか!!?vV』
「俺と同じような真似すンじャねェ」
一方通行は一発ルナに脳天チョップをくらわせてやった
『そ、それで…、お名前は…?』
チョップされた頭を擦すりながら涙目で一方通行を見上げる
「俺の名前は一方通行だ」
『アクセロリン?』
=びしっ!!!!=
『うきゃー!! 今のは痛いぃい!!!!(泣)』
さっきの倍と言っても言いような一方通行の脳天チョップが炸裂した…!
「テメェ…、わざとか…?」
『わざとで頭叩かれたい人居ますか!!?』
うぇーんっやら痛いっやらで喚くルナ
「言っとくけどな、俺は学園都市の最強だぞ」
『最、強?』
「能力者レベル5の一番なンだよ、俺は」
ビビったか? ビビったら何処へでも行っちまえ
目障りなんだy『レベル5ですか! 私はレベル2なんですよ!!?vV』