第8章 勝利
「及川‥無理すんなよ」
「里奈ちゃんにケガさせたくないの」
点差が開いていて勝ってはいるものの相手は反則行為を繰り返している
「国見ちゃん里奈ちゃんお願い」
「わかりました」
国見は里奈の前に達きたボールを跳ね返し岩泉がトスをあげ及川が決めた
そしてホイッスルがなった
試合は無事に勝った
控室に戻ろうとすると青銅高校のチームがやってきた
及川は里奈の前にたち睨みつけた
「何かよう?」
「そこの嬢ちゃんなかなかやるね‥」
「だから何?」
「俺達のチームにくれねぇ?」
「渡すわけないでしょ‥」
青銅高校のキャプテンは舌打ちをした
そしてボールをなげた
国見にあたった
「国見ちゃんに謝ってよ」
「渡す気ないのかよ‥」
「あたりまえだ」
里奈は不安そうな顔でみていた
「おい」
青銅高校のキャプテンが合図をだすと後ろからも来て囲まれてしまった