第2章 恋
私は部長の松岡凛に恋している
宗介とは幼馴染だが凛とは小学校からの付き合いだ
「里奈!タイムはかってくれ」
「はい!」
里奈はタイマーを手に取り合図を送り笛を吹いた
宗介は凛の泳ぎをみていた
「凛‥はやくなってるな」
「さすがです」
凛が壁に手をつくと同時にタイマーを押した
記録更新だ
「記録更新です!おめでとうございます!」
「よっしゃ!ありがとな」
宗介はこの時なんなとなく気づいていた
里奈が凛の事を好きなのではないかと
だが里奈から言い出すのを待つことにした
「山崎さんは筋トレですか?」
「あぁまた後でくるな」
「あっ里奈あれ出来たか?」
あれとはデータの分析だ
里奈は分析が得意なためよく頼まれるのだ
「どうぞ」
凛はそれに目を通す
「そういや‥宗介大丈夫か?」
「大丈夫ですよ山崎さんなら」
里奈はそういうと笑った
凛もそれにつられて笑った