第1章 ハル。
ーー1年5組。
ここが私の新しい教室、、
教室に入り席に座る。周りは出身中学校ごとに固まり話している。
私は1人で席に座る。窓際の一番後ろ。
?「おはよっ!名前は!?何処中なの!?髪綺麗だね肌白い!!!!」
前の席のショートカットで目が大きくいかにも元気!って感じの子に話かけられた。あまりの勢いに圧倒される。
楓「お、おはよう!私は深山楓!雪ヶ丘中出身だよ!!髪…?綺麗かなぁ?」
楓の髪は腰あたりまである茶色。毛が細くサラサラしている。もともと色素が薄いため、目も茶色。肌は病気なの?ってくらい白い。
今日は寝坊したから低い位置に2つに結んでいる。
?「すごくきれいだよ!サラサラ!シャンプーのCMでれそう!!あっ、私は早見 さくら!これから同じクラスよろしくねっ!!」
さくらは人懐っこく笑う。すぐに打ち解けた。
さくら「さっ!入学式だよ!いこっ!」
手を引かれ体育館へ急ぐ。