第12章 さよなら
父親が里奈をだきしめようとした時だった
「うっ‥」
父親が血を吐き倒れた
剣が刺さっている
里奈はそのばに座り込んでしまった
「ヒルメス‥貴様‥」
ダリューンは怒りを抑えきれなかった
里奈は剣を握りヒルメスに向かった
「貴様ぁぁぁぁ!」
里奈は剣を振り下ろすがヒルメスはよけた
里奈はまた剣を振り下ろす
今度はヒルメスが避けるのも計算して剣をふった
するとヒルメスの仮面にヒビが入った
それに続きナルサスとダリューンは剣をふる
だがヒルメスはどこかに行ってしまった
父親にかけよるがかろうじて喋れる状況だ
「里奈‥今まで‥すまな‥かったな‥」
「私なら大丈夫だよ」
「あり‥がと‥さよ‥な‥ら‥」
父親はそのまま目をさますことはなかった
里奈はなみだが止まらなかった
ダリューンは里奈を抱きしめる
「里奈殿‥」
しばらく里奈は泣いていたが泣きやんだ
「よしっ!行こう」
アルスラーンはそういうといつものように笑った
里奈もそれにつられて笑った
「里奈殿‥」
「だっダリューン!?んっ‥」
ダリューンは里奈にキスをした
里奈はびっくりした顔をしている
「里奈‥あなたを幸せにします」
end