第10章 まさか‥
「アルスラーン殿下だよ」
「で?そのクリックが根拠か?」
「クリックにあちらこちらに飛んでもらってきて情報をきいてきてくれたの」
里奈はクリックの首についていた丸い入れ物の蓋をあけて皆に渡した
紙が入っていた
「みかけた人もいるという事だな」
ダリューンは里奈に紙を渡した
次の日
ある村に向かった
村人は首をかしげている
「すいません。この人知りませんか?」
写真をみせると村人の一人が反応した
「彼ならここから近くの川に昨日いたよ、今日はまだみていないけど」
「どこにいるか知りませんかね?」
「おれ知ってる」
子供がやってきた
「教えてくれる?」
「隣の村にいたよ」
「ありがとう」
「なんか仮面つけた人といたよ」
お礼をいい急いで向かった