*tell me love you*~永遠の愛を君と~
第2章 転校生
赤葦Side
木「あかーし!!!」
はぁ....朝から騒がしい。
梟谷男子バレー部大エース・木兎光太郎。
何かとめんどくさい先輩だ。
赤「なんですか。」
木「今日転校生来るらしいから、マネ
ージャーとして誘っとけー!!!」
....転校生か。
マネージャーってことは女か。
赤「同じクラスだったら誘います。」
木「あかーしサンキュー!!!」
と言って、体育館に向かっていった。
朝練こんなに早く来るはずのない木兎さんが早く来た理由って、
転校生のことで、気になって早起きしたってことかな?
いつもこうだったら苦労しないのにな。
俺は練習着に着替えて、体育館に向かっていった。
朝練が終わり、俺は今日日直のため、走って教室に向かった。
先生「おー赤葦。おはよう」
と挨拶する担任の先生
の横には、見知らぬ女の子がいた。
赤「おはようございます。その方は?
先生「転校生の蒼葉さんだ。そうだ赤
葦。スマンが、学校案内をして
もらっていいか?」
と、思いついたように話す先生。
赤「分かりました。じゃあ、蒼葉さん
行きましょうか?」
と言うと、彼女はこくりと頷いた。
それが俺と蒼葉さんの出会いだった。