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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第4章 夢の国ウェディング




高校を卒業して、
俺はトラックドライバーになった。
シマシマのシャツを着て、
大きなトラックで、毎日、荷物を運ぶ。

こう見えて、安全運転…
冴子姉ちゃんと比べて、だけどな。(笑)

この間、ある会社に荷物の集荷に行った。
荷物を積んでいると、
どこからか、賑やかな声。

『わー、トラック~』
『ブーブー』
『かっけーなー!』

…見回すと、隣が幼稚園らしい。
園庭と、この会社を仕切るフェンスの所に
黄色い帽子をかぶったちびっこ達が
しがみついてこっちを見ていた。

そーいや俺も、ちっちぇー頃は、
バスとかトラックとかミキサー車とか
見ると興奮してたっけ…とか思いだし、

パワーゲートをあげたり下げたり、
貨物室の扉を開け締めたりしてみせる。

その度に、ワーワー盛り上がるもんだから、
こっちもついつい、
あれこれやってみせたくなるんだよな~。



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