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ウェディングプランナー(R18) Hi-Q

第27章 ウェディングプランナー



『…黒尾さん…会いたい…』

『あぁ、俺も…
…今度、会ったときは…はぁ…
一日中、抱いてやる、から
…だから…今は、遠いけど…』

『…黒尾さん、もう、あたし、ぃ、
どうしよ、イキそう、です…』

『…ダメ。まだ、イくなよ?
その前に…音、聴かせて、ほら、
アキのアソコの音…』

『…ん…』

ゴソゴソ、という音とともに
喘ぎ声が遠くなる。
そして、機械音に変換されても
やっぱり瑞々しくイヤラしい、
潤いのある響き。

遠くで、アキの、途切れる、声。

『…聴こえ、ますか?』

耳元から直接鼓膜に伝わる音は
俺の欲棒を爆発させるのに
十分な破壊力を持つ、卑猥さで。

『んぁ…アキ、俺が舐めてるとこ、
想像しながら、さわれよ?
俺のベロが、下から上に舐めて、
クリも、ほら、ちゃんとコリコリ、って…』

俺の手の中の自分の欲棒が、熱い。
アキの飾り気のない手と、
アキの一生懸命な口が、
ソコを丁寧に愛撫してくれる様子を
思い浮かべながら…

男なら慣れた行為。
だけど、雑誌やエロビとは全然、違う。
心から抱きたいと思ってる相手と
声だけで、繋がる。

ここにいないのに。
ここにいないから?
ここにいてほしい…

二人で抱き合うのとは全然違う
いとおしさが心を支配して…

他の女なんか、絶対、抱けない。
ふれられなくても、
大事な人は大事な人。

あぁ、俺、
やっぱり何もわかってなかった。

遠距離恋愛や単身赴任、
失うものばかりだと思っていたけど…

『…黒尾さん、お願い、お願い…
…はぁ…もう、ダメ…です…』

いっしょに。

『アキ、俺のこと考えながら、イって…』

『…フゥ…ゥ…ッ…ァ、ァ、ァ、』

この声、耳元で聞いてるだけで…

『…ゃ、黒尾さん、ぃぃ?…イッて…ぃ?』

『イケって。ほら、もう…俺も、ヤバ…』

…ゥァァ、ぁ、んんんっ…

声にならない上り詰めた喘ぎが聞こえて
俺の手も、白で濡れる。

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…

しばらく、その吐息の音だけが溢れて…

『…アキ、起きてる?』

『ん…気を失いそう…だった…』

『シャワー浴びて、
ちゃんと着てから、寝ろよ?』

『…はぁい。…黒尾さん、』

『ん?』

『…やっぱ、いいです…おやすみなさい。』

わかる、よ。

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