第17章 記憶
「言いたくなきゃ言わなくていいから!」
「私が小さい時母は病気で亡くなりました‥」
「里奈さん‥辛い事を思い出せてしまいすいません」
鬼灯は里奈を抱きしめだ
「父との記憶が思い出せないんです」
「え?」
「ところどころ記憶がないみたい‥何でかな‥」
「もうこれ以上は大丈夫ですから‥ありがとうございます」
鬼灯は白澤を睨みつけた
「あっさっきお面あたったからあげるよ」
白澤はカッパとガイコツのお面を渡した
「ありがと‥」
里奈はお面を受け取り苦笑いした
「閻魔大王にあげましょう」
次の日鬼灯は閻魔大王にお土産を渡した
「ありがとう!鬼灯くん!里奈ちゃん」
閻魔大王はお面をみると固まった
「どうしましたか?」
「なんでお面なの?しかもガイコツって‥」
「白澤さんからですよ」
里奈笑顔で言った
「あと金魚?」
「お世話は自分でしてくださいね」
「無責任だな‥」
「いらないならいいですよ?」
「いるいる」
「食べ物じゃなくてすいません」
里奈は苦笑いした
「食べ物だとまた太るといけないので買いませんでした」
「う‥」