第13章 閻魔大王
「仕事に行きましょう里奈さん」
「はい」
仕事に向かうと閻魔大王と白澤がいた
鬼灯は金棒を振り回し睨みつけた
「あっ鬼灯くんおはよう」
「何で白澤さんがいるんですか?」
「まぁいいじゃないいいじゃない」
「仕事はいいんですか?」
「今日は店休みしたから大丈夫!」
里奈は白澤が元気そうで安心した
「聞いたよ鬼灯くん里奈ちゃんと付き合ってるんだって?」
「はい」
鬼灯は白澤をにらみつけた
「お似合いだよ」
「仕事して下さい」
「閻魔大王‥」
里奈は閻魔大王を見てため息をついた
「昨日の夜何食べましたか?」
「え‥えっと‥」
「まさかとは思いますか閻魔大王‥甘いモノを食べたんですか?」
鬼灯は金棒を閻魔大王の顔にあてぐりぐりと押した
閻魔大王はしかたなく正直に言った
「昨日我慢できなくてケーキ食べちゃった‥」
苦笑いする閻魔大王に鬼灯のキックが命中した
「痩せる気ないんですか?」
「あるよ‥あるある」
「あるなら我慢しなさい!」
「う‥わかってるよ‥」