第3章 ピンチ
「そろそろおろして下さい!」
白澤をバシバシ叩くとしぶしぶおろしてくれたが里奈は見覚えのある場所にいた
「ここって‥」
「そうそう‥里奈ちゃんと初めてあった場所だよ!覚えてた?」
そこは里奈が迷子になっていた時白澤に出会い助けられた場所だった
「お酒飲まない?」
「私弱いんでお断りします」
飲むとまた倒れてしまう。そう思った里奈は後ずさりしながら逃げようとしたが白澤に地面に叩きつけられた
「白澤さん‥どいて下さい」
「今ならあいつもいないし‥好きに出来るし(ニャッ」
白澤は里奈の頬を撫でながら顔を近づけて来た
里奈は必死に抵抗するが腕を押さえつけられどうすることもできない
「キス‥させて」
里奈が目を瞑ると叫び声が聞こえた