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鬼灯の冷徹

第6章 ケンカ


「出来ましたよ里奈さん」

「ありがとうございます」

「どうかしましたか?」

「白澤さん待ってないかなと‥ひっ!?」

金棒が里奈の横を通りすぎた

「あなた私の彼女という自覚ないんですか?そんなに白澤さんが好きですか?浮気ですか?それともドMですか?」

また顔を近づけてくる

すると誰かがやってきた

鬼灯が舌打ちをする

「なんですか?閻魔大王」

「仕事手伝ってもらおうかなって思ってさあっ里奈ちゃんおはよう」

「おはようございます」

「私には私の仕事がまだありますので自分の仕事くらい自分でしろ!!!!」

そのまま鬼灯は扉を開けるとすぐにしめ戻ってきた

「どうかしたの?鬼灯くん」

「ちょっと‥」

白澤がゆっくり扉を開け入ってきた

「里奈ちゃん‥なんで来なかったの?待ってたのに楽しみに待ってたのに!」

すると鬼灯は金棒を投げた

「ぐほぉっ!?」

「里奈さんは渡しませんからね?」

「いつからお前の彼女になったぁ!」

「黙れ!目障りです。今すぐ私の視界から消えろ!白豚」

白澤は機嫌悪そうに立ち上がり扉をあけて出て行った

「仕事行きますよ」

「はい」

「全く‥仲良く出来ないものかな」

「無理です」

鬼灯は即答した
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