• テキストサイズ

星の砂【銀魂】

第10章 再会が必ずしも良い事とは限らない


そうだよ、悩んだって仕方ない!

こんな天気の良い日に1人でウジウジしてるなんて勿体無いし、
今日はせっかくのオフなんだから目一杯休みを楽しまなきゃ!!


今からもう少しだけ寝て、午後から餡蜜でも食べに行こうかな。

そんなことを考えながら縁側を歩いていると同じように前から歩いて来た土方さんとすれ違った


『あ、おはようございます』

「おー…



ってええ!?」

すれ違った後、慌ててこちらを向く土方さん

「お前がこんな時間に起きてるなんて…雨でも降るんじゃねーか?」

『失礼ですね、私はいつも時間に正確ですよ』

「どの口が言うか」

まぁ、たまに早起きしたくらいじゃ土方さんが褒めてくれるわけないか。

「…つか、お前今日仕事なくね?」

『はい!なのでこれから二度寝して餡蜜食べに行きます』

「二度寝するんかい!…んじゃその前に総悟の奴を起こしに行ってやれ」

…ん?

「あの野郎午前午後と見回りのくせにまだ起きてやがらねェ…」

『副長、今の話聞いてました?私今日はオフなんですよ。だから沖田隊長のことは知らないです』

「お前はオフでもアイツはオフじゃねェ。お前が寝坊した時も総悟が起こしに来てんだろ、お互い様だ」

『えっ…でも』


「局中法度、隊士の責任はその隊全員の責任なり。総悟が仕事サボったらお前に当分休みはねェぞ」

『ぐっ…』




ちっくしょーっ!!
/ 288ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp