第15章 初恋の人はいい人?
要side
文哉から電話なんて、どうしたんだと思い
ながら電話に出た。
文「おう、久しぶり 元気か?」
要「俺は暇じゃないから切っていいか?」
文「お前、まだ美琴のこと好きか?」
要「お前のパソコンにウイルスかハッキング
してやろうか?」
文「怒るなよ」
文「何で電話したかぐらい察しがついてる
だろ」
要「美琴に今度はどんな問題が起きて、
焦って俺を頼ろうとしてんだよ!」
文「さすが、話が早くて助かる(^^)v 」
要「切るぞ!」
文「切るなよ、ふざけないからさ!」
要「用件を簡潔にどうぞ」
文「美琴の従兄弟が、美琴の継ぐ予定の学校
を狙ってる」
「かなりの借金があって、理事長と美琴の
命を奪おうと企んでるみたいなんだ」
「お前ならその動きを調べて、封じるくらい
の技は持ってるよな?」
要「内容は分かったし、直ぐに調べて優輝に
伝えるよ」
「俺は降りたけど、友達は助けたいからな」
と言って電話を切った。
美琴への未練がないと言えば、嘘になるけど
あいつの笑顔を守りたいっていう思いのほう
が強い。
あいつの笑顔は、俺やいろんな人を幸せに
するから。
さて、悪人が何人でてくるかな?
変人と言われてる俺だけど、一応は公安の
刑事なんだよね(笑)
誰も知らないし。
文哉は、学生時代に俺がハッキングなどが
出来ることを知ったみたいだけど、特に何も
言ってこなかったしな。
影から情報を集めるとするか!
はぁ、せっかく買ったゲームがまたやれね~
よ(T^T)