第17章 始めての 【松岡凛】
それから少し時間がたって松岡くんが出てきた
『あ、あの、松岡くん!』
凛「?、あぁお前は七海だっけか?」
『なんで私の名前……?』
凛「何回か見学に来てただろ?それで知った」
そうだったのか……
私のこと知っててくれて嬉しい
『それでね、これ。今日バレンタインでしょ?』
ついに渡してしまった………
『松岡くんのこと好きなの。受け取ってください………』
凛「……………」
松岡くん黙ってる
迷惑だったのかな?
凛「ありがとよ。ちゃんと受け取る」
『本当⁉ありがと………』
受け取ってくれた………
ん?ってことは………
『あ、あの松岡くん………。ってことは?』