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【ハイキュー】エンノシタイモウトこぼれ話
第13章 【縁下兄妹、東京へ行く】中編
このカオス状態には監督陣もそれぞれの反応で見ていた。
「先生、」
烏野のコーチ、烏養繋心が呟く。
「条件に入ってたから連れてきたけどよ、縁下妹が噛むと何でこうなんだ。」
顧問にして監督の武田一鉄はあははと笑った。
「美沙さんは人気者ですねぇ。」
「笑ってる場合かよ。」
笑いを噛み殺している音駒の猫又監督、こめかみの辺りに汗を浮かべて固まっている直井コーチ、苦笑している梟谷の夜中監督と滝沢コーチを見やりながら烏養はため息をついた。
次章に続く
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