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【ハイキュー】エンノシタイモウトこぼれ話

第36章 【トラブルドゥトラベリング】その2


一方京都では宮侑がうがあああと騒いでいる。

「俺ん時と兄貴ん時でぜんっぜんままコちゃんの態度がちゃうっ。」
「なんぼ外面がようてもままコちゃんには通じへんって事やろ。」
「クソサム、さっきからお前何やねんっ。」
「うっさいわっ、勝手に俺ら巻き込みよってこのダボ北さんがおらんかったら好き放題かっ。」
「えーやんけせっかく飛雄くんとままコちゃんとダブルで来とるんやしこーりゅーやこーりゅー。」
「交流も直流もあるかボケッ。」
「うわダサっオヤジギャクっ。」
「どこぞの豚の暴言よか数倍マシじゃっ。」
「何やとっ。」
「あーうるさ。」
「おい角名、感想言うとらんと双子止めろや。」
「やなこった、銀がいけば。」
「嫌じゃ、ややこいやろ。」
「尾白さんがおらんかったらすぐこれよなぁ。」
「そない言うんやったら小作。」
「断固拒否します。」

そして

「結局ままコさんといるとこーなるよね。」
「そない睨まんといてぇな、私は今回目ぇ合わさんようにしたんやで。」
「ごめん美沙さん、押しのけられるとは俺も思わなくて。」
「いや山口は悪ないから。」
「どっちかってぇと今回は影山が引き寄せたんじゃね。ユース合宿で会ってるんだし。」
「俺はままコみたいな謎体質じゃねーぞ。」
「私何だか目眩してきた。」
「わああああ、やっちゃんしっかりしてぇなっ。もう何でこないなんのーっ。」

縁下美沙もまた叫ぶのであった。


次章へ続く
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