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短編集

第4章 影山飛雄生誕祭2015


チュッ 私は飛雄の頬に口付けた。
「○×△□!?」
「なっ・・・!」
『これで許して☆』
キラ~ン、星を飛ばした。
「・・・、ボゲェ!!なっ・・・何を・・・人前でっ・・・」
飛雄は顔を真っ赤にして怒る。
「あー、影山、動揺しすぎ」
『もうっ!ほっぺにチューぐらいで動揺しないでよ』
「いや・・・、お前も少しは・・・恥という物を覚えろ」
「王様、完全に羞恥プレイだよね」
『え~』

・・・と、怒る飛雄をなだめたりしつつ、彼の誕生日を部員皆で祝った。

帰り道、いつも通り、一緒に帰る。手を繋ぐのもいつも通りだ。ただ、違うのは、その繋ぎ方が恋人繋ぎになっているということ。
『隠してて、ゴメンね。トビオちゃん』
「別に・・・」
クスッ、照れ隠ししてる飛雄を笑う。
『トビオちゃん、後で、部屋に行ってもいい?』
「っ!」
驚いてる飛雄。変なこと考えてない?何も・・・しないよ?・・・多分(笑)
『いいよね?プレゼント渡したいし♪』
「・・・・・わかった」
なんとか、うなづいてくれた。

一旦、家に戻って着替えて、飛雄の家に行く。
飛雄の部屋。
『はい。トビオちゃん♪誕生日おめでとう~♪』
「さっ、サンキュ」
飛雄は照れながらも受け取ってくれた。
『・・・後・・・ね。もう1つ!』
「?」
不思議な顔をする飛雄に私は近づいてベットに押し倒した。
『トビオちゃん、大好きっ!』
「っ!」
私は彼にのしかかるようにして、口付けた。キスの後、飛雄の鎖骨辺りに吸い付く。と、赤く跡が残った。
『♪キスマーク、付けちゃった(ノ∀`)』
「っ?!お前っ!」
『見えちゃうかなぁ?』
「・・・・・(状況、逆だろ?コレ。何故、俺が押し倒されて)」
『トビオちゃん?』
「っ!」
『嫌?』
「・・・挑発すんな、ボゲェ」
『あははっ、ゴメン』
軽く笑うと、今度は、飛雄の方からキスして来た。


小さい頃からずっと、大好きだったんだよ?私が他の誰よりも飛雄のこと、大好きだって言える。これからもずっと・・・。だから・・・ね、ずっと一緒にいようね。飛雄!
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