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テニスの王子様【短編集】

第1章 風邪☆丸井ブン太☆


「よっ♪」
私の大好きな彼氏、ブンちゃんが立っていた。
『え!?何でいるの!?』

「何で!?って大切な彼女が風邪引いたら普通見舞いに来るだろぃ!!」

大切な彼女だって♪
私は、幸せものだな♪

『風邪…移るかも…。』

「大丈夫だよぃ!!
それより早く部屋に案内しろぃ!!」

『う…うん…。』
私は、部屋に案内した。

「へぇ〜、綺麗にしてんなぁ!!」

『当たり前じゃん♪』

「てゆーか、スイーツの小物めっちゃあるな♪
食いたくなるよぃ♪」
と、言いながら、コンビニで買ってきたポテチを頬ばる。

『だって、スイーツ好きだもん♪』

「美味しいよな〜♪スイーツ♪」

『うん!!』
それより、きつい…。
熱…あがってきたかも…。
「熱…何度あるんだよぃ?」

『38.5℃くらい…。』
「めっちゃあるな…。
とりあえず、寝とけよ!!
放課後また、来るから♪」
私は、ブンちゃんが学校に行く事に気付き寂しくなった。
思わず…。
ギュッ
ブンちゃんの服の裾をつかんだ…。
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