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FloW WorlD

第9章 DreaM WorlD 2



「とりあえず、

お前の叶えたい欲望なんて知らないが、

希望は捨てんなってことだ。」




『・・・・・・希望・・・』

(お母さんに会えるかもしれないんだ・・・)

琴乃は胸の奥が

熱くなっていくのが分かった。




「そうだな。少し格好つけさせてもらう。」


『え・・・?   うん。』


少年は少し深めに息をした。





「改めて聞こう・・・。

お前には、欲望がある。

お前は、その欲望を叶えたいか?」


『・・・はいっ!!!!』


琴乃は大きめな声で返事をした。
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