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FloW WorlD

第7章 BoyS WorlD


「はぁ~!!笑った笑った!!」


少年は顔を覆っていた手を下ろして

大きな声で言った。



『・・・////』

琴乃はなんだか恥ずかしかった。









バサッ










『うわぁっ!!』


いきなり視界を奪われ、声を上げた。



手で顔を覆っている物を取ってみると


少年の着ていた上着だった。




「とりあえずこれ着とけ。」


少年は言った。




『・・・・・・ありがと!!』

(なんだ・・・いい人なんだ・・・)


琴乃は安心して、少し目頭が熱くなった。
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