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FloW WorlD

第28章 LibrarY WorlD




入り口に入り、

貸し出しカウンターの前を通り過ぎ、

奥の方にある本棚にたどり着いた。


そこには、

分厚い物、

アルファベットで題の書かれた物、

いかにも怪しそうな物、

大きさも色も、何もかも違う本達が

何の規則性もなく雑多に収まっていた。


周りに人はいない。



『ここならありそう・・・』



琴乃は人差し指で

凹凸になっている本達の背表紙の列を

なぞりながら進んだ。

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