第7章 一時の休息
「雪のナカ…凄くキツイです、締め付けも凄いです。
今挿れたら、全てを持っていかれそうなぐらい。
熱いです」
「実況しなくてっ…良いから…っ」
「喋る余裕があるんですか」
ニヤリ、とLが怪しく笑った。
「喋れないぐらい、グチャグチャにしてあげます」
「え?…あっ…あぁっ…ダメ…やっ…」
いつの間にか指を2本に増やし、雪の弱い箇所を攻め立てる。
「やっ…あっ…んんっ…」
ちょうどイキそうなところで手を止め、おもむろに服を脱ぎ出す。
「体温が感じられるのが、安心するんですよね」
「うん…」
それは以前、1度だけ話した言葉。
衣服を全て脱ぎ終えると、雪の手を自分の首に回させ挿入の準備をする。
「何度もくどく言いますが、怖かったら私の背中に爪を立ててください」
「大丈夫」
Lの身体を傷つけるような真似だけは、絶対にしたくない。