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【R18】天使の歌い手

第1章 天使との出会い





どれくらいの時間が経ったのかわからない。


目の前の光がなくなった。


「嘘………だ。」



お兄ちゃんは冷静だった。



「でも、大丈夫だよ。

 すぐ治るから。」
 



その時私は心の底から安心を求めていたのかも知れない。


私はお兄ちゃんの胸にすがり

…ただ泣いていた。






お父さん、お母さん、早く帰って来てね?



お兄ちゃんはただ黙って抱き締めてくれた。
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