第13章 見せ物の少女
姉と小さいころ離れ離れになり、
町を転々としていたときに
変な人に捕まった。
それは夜だったから私の眼が光っていたからだ。
男「これは上玉だ。」
男2「このおんな『戦闘民族』の…」
男「怯えんなよ。まだ子供だ。何も出来ねぇさ。」
ユリ「ボソ下劣な…」
男「コイツを利用して大儲けだ!!」
男2「あぁそうだな。」
ユリ「(もう夜で覚醒状態だし…今殺してもいいけど、この人達のお遊びに付き合おう。)」
このときの私は、感情がない。
何故なら姉と小さいころ離れ離れにされた恨みと憎しみがあるから…