第2章 出会いは突然に…
あの人は知らない。
私…いや僕が、
君の双子の妹だなんて。
あの人は悪女で横暴な方
民衆にも嫌われてる。
だけど、あの人は
守ってあげられる人がいなかっただけなんだ。
だから、僕が…
あの人を守る。
その為に先生から色々
教わった。
ユリ「王女様今日は薔薇が綺麗ですね。」
桜「そうね。あと、今日は…大切な《お客様》が来ているのよ。召し使い。」
ユリ「お客様とは?」
桜「クス海賊よ…」
ユリ「珍しいですね。」
桜「どんなに美しい薔薇でも必ず棘がある。(悪笑い」
ユリ「……………」