第6章 公開処刑
ユリ「え……」
ギロチンがあと数センチで止まった。
ギロチンの刃と刀がぶつかっていた。
ま…さか…
ロー「ギリギリだな。」
ユリ「……」
やっぱり、この人か。
ユリ「やめて。私は、死にたいの…」
ロー「……死なせねぇ。」
ユリ「なぜ?」
ロー「俺が決めたことだから…」
ユリ「はぁ…」
男性「おい!貴様何をする。」
男性2「そうだ!死刑の最中だぞ。」
ロー「こいつは、王女じゃねぇ。」
ザワザワ…
ローは皆の前でこう言った。
ロー「おまえは今何が望みだ?」
これでつい本音を言う。
ユリ「王女が元気に生きていればいいです!」
あ!
やばい…
ロー「本物は俺が殺した。これが証拠だ!」
バッと皆に見せたのは、
皆「王女の髪の毛…」
ユリ「う…そ…」
何かがプチンと切れた…
ユリ「貴様!!!返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せお姉ちゃんを!返せ!!」
ローの胸をどんどん叩く
だがびくともしない。
ローの服を掴み、そのままずるずるしたに倒れた。
ユリ「か…返してょ…」
涙がでた。いっぱいいっぱいいっぱい。
私は、
そのまま
寝たらしい…