第5章 反乱
桜「もう…私には、死ぬしかない。
国民に首を。」
ユリ「王女様!!」
すると…そこには桜と同じ格好のユリがいた。
ユリ「お逃げください。」
桜「むりよ。どんなに似ていても赤の他人。」
ユリ「いいえ違います。」
私は、桂を取った。
桜は目を丸くした…
桜「あ…あ…!!(゜ロ゜ノ)ノ貴方おかまだったの!?」
ユリ「違います。」
ユリ「でも…貴女のふりをするから逃げて。」
桜「そんなことしたら、殺されるわ。」
ユリ「ぼくは、いいえ…私は、貴女に生きて欲しい。ほら、私の服を貸してあげる。これをきてすぐお逃げなさい。」
桜「な…んで…(涙)」
ユリ「大丈夫私達は『双子』だよきっと誰にも判らないさ。」
桜「うぐ…えぐ…やっと会えたのに。ひっく…」
ユリ「さようなら、お姉ちゃん…」
私は、桜を覇気で気絶させおんぶしタンスの中に入れた。
ユリ「これでいい。」
初めてだ。こんな綺麗な服を着れたのは…悔いはない。これを伝えられてよかった。