第11章 夜間飛行
おまけ
「あのさ、さっきゴンが言ってたんだけど
フーガの目って金色になるのか?」
「え?あぁ、ゴン見てたかぁ…
うん なるよ」
「何で?」
「うーん…なる瞬間ってあんまし記憶
ハッキリしてないんだよね」
「そーなのか?」
「うん 何となく言えるのは
自分と友達の命が危ないときになる、かな」
「ふーん…見てみたいな」
「いや~ 何もない状態で変えるのは
キツいかなぁ…」
「いっぺんやってみてよ(ニコッ)」
「キミはオレに気絶してほしいのか」
「え、そんなに疲れるもんなの?」
「うん、めっちゃ。
渋〇のギャルを相手にするぐらい」
「どんな例えだよ
てか渋〇ってどこだよ」
「……」
「知らねぇねのか!!」
「アハハー まぁ今回はスルーしてよ」
「…スッゲー気になる」
うぅ…キルア意外に頑固だね、キミ。
んー…今午前1時位で
さっきマメさん(違う)は明日の…あ、今日か。
今日の8時位って言ってたから…
「んー…1回やってみっかな…」
「マジ!?やったね!」
「とりあえず、オレが気絶したら
何とかしろよ?」
「ほーい🎵」
所変わって、ちょっと開けた場所。
立つオレの前にはキルアが座ってる。
…大丈夫かな、コレ。
「んじゃ、いくぞ?」
「おお いつでもいいぜ」
ふぅっ、と息を吐き、あの時を思い出す。
あの時―――ゴンを見つけたとき。
本当に失いそうで、怖かった。
――嫌だ、失いたくない――
「…っ」
「おお…!」
ゆっくり目を開けると、目の前には
驚いた顔のキルアが。
「…変わってるか?」
「ああ すごい金色…てか、もろネコ目」
「…へぇ…自分じゃ見たことない、から、
わ、かん、ねぇ…」
「!? おい!」
言い終わらないうちに、フーガの体が
前のめりに傾いた。
「おい!」
抱き抱えたフーガの方を見ると
もう寝息たててる。
…本当に疲れるんだな、それ。
ちょっと無理言い過ぎたかな。
そのままフーガを抱え、オレは
ラウンジに向かった。