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銀の風

第8章 奇術師と仲間と…?


とりあえずキルアから
逃げて(?)来たのはいいけど……




ヤベェ  何も見えねぇ(え)





しゃーない。
"真実の顔(アクタリーフェイス)"使うか。

離れすぎると相手の居場所が
ぼんやりわかる位だけど、今はそれでいいや。



《………………恐い………》


「…!」

恐いって、何があったんだ!?


「ぅわっ!?」

ちょっと油断したのが悪かったっぽい。
え、何これ? 蔦?

よく見ると腹辺りに太い蔦が巻きつき、
オレを持ち上げていた。


「おいおい、マジかよ…」


大元は…? あぁ、あった。

少し開けた場所に居座るそれは
巨大な花。
普通花粉とかある辺りがパックリわれて
あるはずの無い牙が何本も覗いて…って



パッ〇ンフラワー!!??

誰かァァァ!!マ〇オ呼んでくれェェ!!
出来れば炎のヤツ!!

あの!オレ急いでるんで!
後にしてくれませんかァァ!?

「くぁっ…」

一更に締めつけが弱まらないんですけど。

……うぜぇ


「…邪魔すんじゃねぇっ!!」






ビュオッ

現れた風の刃――"鎌鼬(かまいたち)"は
蔦だけじゃなく、本体の花をも切り刻んだ。






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