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うちの◯◯がお世話になってます

第3章 跡部 景吾の姉(テニスの王子様)




私立氷帝学園。
幼稚舎から大学まである私立学校。

この学園には名物の姉弟がいる。


中等部、進学と同時に俺様がキングだ発言をし、生徒会と男子テニス部の会長、部長となると学園を改革。
現在、中等部3年生。


そして、その外国人っぽい外見からか女性ファンが多い弟の跡部 景吾。




弟、景吾と同時に中等部へ来た、一つ上の姉は生徒会の副会長へ就任。
中等部卒業まで景吾を影で支えた。
現在は高等部1年生。



景吾同様、外国人っぽい外見やクールな発言が多く、周りからは氷の女王と呼ばれている姉の跡部 菜々子。






跡部姉弟はいい意味でも悪い意味でも目立つ姉弟だった。









「あなたを見たときから好きでしたっ!!
付き合ってください!!」


氷帝学園中等部、男子テニス部3年、忍足 侑士は困っていた。

授業も終わり、部活へ行こうと中庭を通りかかったときだった。
告白の現場にでくわしたのだった。

見れば、忍足と同じ中等部3年生のサッカー部で一番モテる男があの氷の女王に告白しているではないか。

部活に行きたい。
でも、女王が何て返事をするのか気になる。


そんな葛藤を忍足はしながら物陰に身を潜めているのであった。


「……………悪いけど。
私、あなたのこと知らないし。
そもそもあなた、私とつり合うとでも思ってるの?
鏡を見て出直して来なさい」


菜々子の発言にサッカー部の男が泣きそうな表情になるのが少し離れた忍足の場所からもわかった。


「私はこれで失礼するわ」


菜々子がその場を去ろうとした。


「ちょと待ちや」


忍足が菜々子の前へ立ちふさがった。


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