第4章 花巻彼女
『ど、どこいくの?』
花巻「ん。ホテル。」
『へぇ!実は第2候補、ホテルなんだぁ〜!みてみて〜っ!』
の机の引き出しからもう1冊のノートがでてきた。
どうやら、まっつんには内緒でもう1冊就活ノートを作ってたらしい。
まぁ、第二候補まではかぶらないんだろうけど…
花巻「みーせて。」
『どーぞ?』
ほいっ、と、ノートを渡される。
花巻「うっ、わ、すげぇ。わかりやすい。」
『えへへっ、しってる〜。』
花巻「ねぇ。スッゲェ、突然なんだけどさ。」
『うん?』
花巻「俺と結婚しよ。」
『えっ?(笑)』
花巻「やっぱ、誰にも渡したくない。つか、職場違うならなおさら。」
『ふふっ、貴大、急にどーしたの?』クスッ
が軽くクスクスっと笑う。
けど俺は9割本気。
1割はなにかって?
の気持ち次第って感じ。
花巻「松川と同じ空港とか妬ける。むり。」