第29章 ▽月島と妹(2)
『蛍ー?』
月島「なに。」
僕達は付き合って
半年が経とうとしていた。
今までは女子バレー部から
体育館を借りていたけど
居残り練習する人が
ここにいらっしゃるので
体育館を借りることが出来ない。
『ノートは?』
月島「……どっかにやった。」
『ばーか、早く返して。明日の朝、提出なんだから。』
気になってる人も多いと思うから
結果報告だけ。
が蛍って呼び始めたのは
2回目のテストで。
1回目は8点差で僕が負けた。
2回目のテストでの点差は6点。
次のテストは一緒に勉強する事にした。
月島「はいはい。部活終ったら返すから。」