第20章 岩泉と及川
私が単純すぎるからいけないのか。
それとも
悪い大人のせいか。
お酒で気分が良くなってるだけなんだって
そんなのわかってる。
及川「お前は可愛いなぁ、まだ19だしね。」
『あはは、(笑)』
だめ、
だめ、
悪い大人に騙されてるだけなんだって。
どんなに言い聞かせても
未熟な私の心は動き出す
岩泉「おい、。」
『??』
岩泉「そんなやつにかまうひつようねぇからな。ほら、こっちこい。」
『え、あっ、、』
岩泉「いいから、お前をあんなやつの所にいかせられねぇし。」
『えっと、、』
及川「ちょっといわちゃあん、ずるいぞお、若い子にてぇ出すなんて~俺の部下なのにーっ、」
岩泉「そんなのしらねぇし。つか、お前はあいつがいんだろ。コイツは未成年なんだよ。汚すな。」
及川「へぇ。いわちゃんって、ちゃん好きなんだ~??」ニヤニヤ
岩泉「ばっか、、!そ、そんなんじゃねぇ、っ、、」
及川「そんな赤くなっちゃってぇ~。」ニヤ
だめだ。
悪い大人の世界に
もう
後戻りはできない。
大人の世界は
やっぱり
理不尽だ。
そんな世界に溺れていく。
end