第17章 木兎さんの彼女
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新曲のタイトルは
「愛してはくれない」
木兎「あーー。のソロんとこの、声すき。マジ声聞きたい。しぬううぅ、しんじゃううう!!!」
木葉「おっ、今日、テレビ出るみたいだぞ?ほら、」
そういって、木葉が俺にスマホを向ける
「今夜初披露!「愛してはくれない」夏ソング!」
木兎「うっわー!!!!絶対見る!!!!が一番可愛い!!!!絶対!!ひゃっふぉおおおっ!!!」
その日の部活は木兎さんのために早めに切り上げた。
終わった途端ダッシュで家に帰る。
俺も片付けて
さっさと家に帰る。
この、蒸し暑い中。
お風呂に入って
サッパリして。
着るのはまた部活着だけど。
部屋のエアコンに手を伸ばし
テレビをつける
まださんたちの番ではなかった
赤葦「あ、次だ。」
手を振るさんが映る。
自分の彼女がこうだったら
俺はどうなんだろうか。