第15章 ドS赤葦さん(R18)
おまけ
『あかーし。』
赤葦「はい?」
『性欲ありすぎ』
赤葦「そうですか。?」
『あんたの部屋って、こんなにエロ本あったっけ…』
赤葦「?それ、全部木兎さんと、黒尾さんのですよ。」
『はぁ、あの、バカ2人ね。』
ったく、ため息が止まらない。
赤葦「俺にはエロ本必要ないですから。」
『大体の人は必要ないとオモイマスケドネ?』
赤葦「俺にはがいる。」
『うん、いるねぇ。年上のおねぇさまに、もう少し手加減して欲しいンだけどなっ。』
赤葦「いや、が子供っぽいだけですよね?」
『んーん。赤葦が、大人すぎるだけ。』
赤葦「……。」
『まぁ、あの、バカ(木兎)と一緒にいたらねぇ。』
赤葦「も、木兎さんとそんなにかわらないけど…。」
『なぐるわよ。』
赤葦「ごめんごめん。」
『ふんっ、』
拗ねる彼女を扱う俺。
俺が、ふっ、と、柔らかく笑って
困った顔をすると
くすっ、とイタズラに笑って俺の名前を呼ぶ。
『あかーしっ、だいすき、』
そんなに一生叶わない。
end