第2章 過去最高の一目惚れ
ライブ当日、ライブハウスに妹と到着すると前回の昼間とは違う光景にびっくり。
ファンの人たちなんだろうね、コスしてる人もいるし、初めてのライブ参戦の私は少し緊張しながら開場時間を待った。
開場時間になり、チケット番号順に入っていくと、ワンドリンク代として500円払う事に。。。
これって、強制なんですか(笑)
地元のライブハウスに初めて入ったけど、スタンディングで350人入るの?ってくらいそんなに大きそうには見えないハコだった。
しかも、ステージ近っ!!
前列の柵にはすでにタオルとか上着とか色々かかってるけど、そこには誰もいない。
妹とどこで見ようか?と相談したけど、初めてだしとりあえず真ん中あたりでいいか〜とホールの真ん中あたりでスタンバイ。
開演時間近くになるとロビーにいた人たちがホールに戻ってくる。
しばらくして暗くなると、メンバーを呼ぶ黄色い声が飛び交ってくる。
そして、メンバーが一人ずつ登場し、そのたびに甘い声で名前が呼ばれる。
「ゆーとぉ〜!」
「ひかるぅ〜!」
「けいとぉ〜!」
「りょ〜すけぇ〜!」
このメンバーが出てくると、今まで以上に黄色い声が凄い!
楽器隊のチューニングの後、最後の彼が出てくるとファンのテンションは更に高まった。
「こうたぁ〜!」
「お前らぁ〜!一緒に楽しもうぜ〜〜〜!!」
キャー!!!
との声と同時に、後ろからめっちゃ押されて一気に三列目くらいに来ちゃったよ(笑)
そして、一曲目がスタートした。