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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第5章 いい人?





「先ほどはどうも」



「いえ、こちらこそ。…さっきはありがとうございます」



「何かあったのか?」



俺と執間先生の会話に坂田先生が不思議そうに首を傾げる。



「さっきお会いしたんです。荷物運ぶの手伝って貰っちゃって」



「どーせまたぶつかって派手に書類ぶちまけちまったんだろ?」



その言葉にドキリとする。



「み、見てたんですか?」



「…ホントにぶつかったのかよ。相変わらずだなお前」



「うっ…」



呆れるように言われ言葉が詰まる。からかわれてるだけたったのに、自分で墓穴を掘ってしまったようだ。

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