• テキストサイズ

【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第11章 どこが好き?





「いや、実はな…不安なんだよ。俺は八雲の事が好きだが、八雲は同情か何かで俺と付き合ってくれてるんじゃないかって」



「俺そんな感情で誰かと付き合わないよ」



「だ、だよなぁ」



その答えに胸を撫で下ろす。
それだけでも十分だったが、やはり聞きたくなってしまう。



「それでまぁ、聞きたくなっちまってな。八雲が、なんで俺を選んでくれたのか。ほら、俺はトシや総悟みたく顔が良いわけじゃねぇし。…なんで俺の告白OKしてくれたんだ?」



俺の質問に八雲は少し悩む素振りを見せる。そして顔を上げしっかりと俺を見つめると、いつもの笑みを浮かべた。



「それは俺も分からん」



「え?」



八雲を見つめたままポカンとする。

/ 263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp