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【3Z】男子の本懐【R18/BL】
第11章 どこが好き?
「遅くなってすいません!」
ガラリと引き戸が開き、風紀委員の一人である白水八雲が教室に入って来る。
「おっせーぞ!何やってたんだテメェ!」
「ごめんごめん!」
「そう怒るなトシ。日直だったから遅くなっちまったんだろ?」
俺がトシをなだめれば、トシは渋い顔を浮かべる。
「近藤さん、ちょっとこいつに甘過ぎるぜ?」
「まぁ委員長も恋人には形無しになっちまうんじゃないですかねぃ」
総悟に冷やかされ何も言えなくなってしまう。誤魔化すように小さく咳払いをするも、無駄だろうな。
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