第4章 4**
お皿も片付け一段落
「そろそろ帰るの?」
隣で一緒にテレビを見ている貴久に尋ねる
貴久「今日泊まってもいい感じ?」
「泊まる?明日会社は?」
貴久「いいよ、朝一で帰るから・・・・ねぇ、お願い」
そんな目で、
そんな低い声で、
ずるい
「いい、けど・・・・」
少しドキドキしてきた
お泊まりって・・・・そういうことだよね・・・・
どんどん貴久が近づいてくる
ちょ、まだ準備が
キスをする直前
思わず貴久の唇に手をかざした
「ちょと、時間ください!お風呂入らせてください!」
貴久「ったく、」
お、怒った?
「ご、ごめん・・・・」
貴久「いいよーーーだ。(`_´)」
とさっきまでとは変わり
小学生みたいに拗ねる
「よしよしー♪待っててねー♪」
貴久「一緒お風呂はだめ?」
「だめ!」(即答)
貴久「即答すぎる・・・・分かったよぉ。待っとく」