第9章 お誘い
今まで友達がいなかったから
いったことなくてどういうとこかわかんなくて
でも楽しそうなとことは聞いてたり
…行きたい…けど
相手知らない人じゃん!!
怖い怖い!
絶対あったところで逃げちゃう…。
ガチャっ
そのとき、屋上のドアが開いた。
「あ…ども」
高坂君だ。
高坂君と出会って3カ月
お互い毎日屋上にきてる。
話さない日も多いけど
それでも嬉しい…けど
よく…分からない
自分の感情。
「あの…それ」
高坂君が指をさした。
その先をおったら手紙だった。
「ラ…」
ラ?
「ラブレター…すか?」