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今日の空色

第6章 高坂君


…高坂君。


「そう…ですか」


名前知れただけで



すごく、近づけた気がする。


「あ…じゃあ…俺」


「あ、ハイ…… あの!」


「?」


「これからもここに座って食べても…いいですか?」


なんでか迷いなく言えた。これからも、こうやって、近くで食べたいって。



「…はいっ」


高坂君は、振り返って


返事をくれた。








彼の名前は高坂君。







それをしれただけで




変われるような気がした。




もっと近づけるような気がしたんだ――…。


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